父に歌が届いたかな。
いつも居る人がもう居ない
こんなに寂しいもんなんだね。
父が3日前に息を引き取りました。
最期、病院からの呼び出しで
父に直接「ありがとう」を伝えることができました。
冷たくなっていく手をさすりながら。
意識ももう薄れていたのに
その瞬間涙が頬を伝い
それを拭ってあげました。
ちょうどそれから数時間後のことでした。
最期を看取ってあげたかったけど
長時間病室にいることも叶わずでした。
熱血英語教師でした。
定年を待たず、2度目の脳梗塞でリタイヤ。
15年という長い闘病生活でした。
心身不自由でしたが諦めない精神
その生き様を、私の心に刻み続けた15年間でした。
私がNYの大学を卒業して即帰国したのは
父が病に倒れたためでした。
このご時世で葬儀が一週間延び
与えられたこの時間。
父が逝ってから
次の日も
また次の日も
演奏が入っていました。
歌えるか心配だったけど
ミュージシャンの音を聴けば
いつも通りいや
むしろ落ち着いて歌えました。
歌うことは生きること。
歌は私の身体の一部なんだな
と改めて気付かせてもらいました。
これまでライブに一度も足を運んでくれたことのなかった父。
きっと届いていたはず。
これからはずっと聴いていてね。
My dad who had been sick for fifteen years just past away three days ago. He showed me how not to give up in his life and I’ve learned so much about even he couldn’t speak words that much.
I had two gigs and I’ve decided to go to sing yesterday and the day before yesterday because the funeral should be postponed in this day and age. He who never came to my gig before might have heard my voice.