ご無沙汰しております。
5月の明石市でのソロライブや、5月末に滋賀県近江八幡でコーラスグループでライブををしてから1ヶ月以上が過ぎました。
その間、音楽とはかけ離れた生活をしておりました。
6月初旬に以前から好きだったエリアに引越ししまして、その作業に日々追われていました。
中古物件から中古物件への自宅売買と住み替えを無事成功したものの、銀行と家主双方とのローン完済の手続きから日々大量の書類手続きに始まり、リフォームやら家財道具の買い替えなど、一家が心地良く過ごせるための家造りはまだ始まったばかり。
そんな中、家のダンボールも徐々に減り、音楽室にする予定の部屋で前の家から持ってきたピアノを弾ける様にはなりました♫
以前の家で使用していた防音室は、お陰様で以前の生徒さんにお譲りすることとなり、嫁入り先が決まって喜んでいます🎹
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現在の家は好きな神社の麓にある山。
真横は畑に田んぼ。
夜はカエルの大合唱と共に寝付いています♫
音楽室はそこに突き出た部屋なので、少し手を加えれば吸音材なしにナチュラルな響きで音を出せるはず。
自然の一部である様な家に引越しして少しは落ち着いたかな。段ボール30📦は処分。でもまだ半分(^◇^;)
後は山、横は田畑なので、初日から虫等の洗礼を受ける事に😅
目の細かい網戸を急遽受注中💦
祖父母が農家の私だけど、虫や爬虫類は苦手。
でも横の畑で沢山野菜の収穫を見れるのは楽しいなぁ。 pic.twitter.com/7J4afMng0F— 東かおる Kaoru Azuma ジャズボーカリスト (@kaoruazuma) June 18, 2023
そんな理想的な立地の家なんですが、、、誤算も。
虫と爬虫類との共存生活になることは完全に忘れて舞い上がっていたこと。。
引越し後、工務店に早速特注で一番目の細かい網戸に変えてもらいました。効果バッチリ!!網戸を通過する小さい飛ぶ虫は劇的に減りました(笑)。
そしてこちらも大変(^◇^;)、引越しに伴い子供の転校もあり、私は落ち着く暇もなく過ごすこと3週間が過ぎたところです。
そしてそして来月の今頃はアメリカにおります。今年は3ヶ月ほどのプチ移住なので、その荷造りも同時に。。
思えば、もう2,3ヶ月はこの様な状況で、なんとかぶっ倒れずに済んで良かった、、のも束の間・・・
「あれ、私って何者だ???」
約25年もジャズを歌ってきているし、多少のブランクは全く問題なし、と思っていたんですが、こちらも大誤算。
日米の引越し作業に追われている内に、段々体とメンタルが変になって行く感覚。
鬱かも。
そんな時、随分前に仮で話させてもらっていたプライベート・コンサートについての連絡がありました。
2015年にジャズスタンダードCDをリリースした共演者ピアニストのフィリップ・ストレンジさんとのデュオコンサート。
会場は一般の方はなかなか足を踏み入れることが出来ない、彼が代表を務めるプライベート・スタジオ。
公のライブはしばらくお休みと言っていたのと、引越し作業で疲弊し弱小メンタルになっている自分。
「キャンセルさせてもらおうかな・・・」
まだお知らせもしていなかったので、そう頭を過りフィリップさんに連絡を入れました。
メールの中に
「よく理解できます。今回は残念だけど、また君との共演を楽しみにしています。」
と。
それを見た時に、
「私は大バカ者や!!」
こんな素晴らしい音楽家さんが、私と私のファンの方に特別な空間を開放&提供して下さる。おまけに一緒に演奏して下さろうとしてもらっているのに、今の自分の状況だけで無下に断るだなんて、どんなけバカやねん!!!
「ごめんなさい、コンサート、ぜひやらせて下さい!」
それから、音楽スウィッチがグウィ〜〜〜ンと入り、あれま、弱小メンタルと体の不調(だと思っていた)が無くなっちゃいました!!
・・私、どうやら、歌わないといけない精神&体質になってしまっている様です(笑)。
何を今更?ですが、『活動休止』しないと分からなかった紛れもない事実でした。
約25年間、シンガーとして走り続けてきた中で、麻痺していた部分も実際ありました。
ライブができること言うことは有難いこと。
共演者やお客さん達から声をかけてもらえるというのは有難いこと。
そんな初心に戻ることができたことや、そう思える自分を見ることができたことが、今回の大きな収穫だと思っています。
という流れがあり、7月8日(土)の晩、プライベートな素晴らしい空間でコンサートを開催します!
限定10名ですので、先着順です。
本日6月25日(日)の正午より申し込み受け付けます。
ご興味のある方は、ぜひお越し下さい。
お会いできるのを楽しみにしております♫
東かおる