Brilliant Corners 神戸公演終了
国内外で評価を得て活動している東京と関西の4人の作曲家がこのコンサートの為に作った楽曲を、新進気鋭ミュージシャンからなる、東京ミュージシャン&関西・名古屋ミュージシャンによるジャズオーケストラとボイスで演奏するという、この一大企画の神戸公演に参加させて頂きました。
メンバー
広瀬未来 中村葉月 猪子知暁 中田博之 (trumpet)
礒野展輝 村上和帆 細川涼介 藤井司郎 (trombone)
横山未希 柏谷淳 武井努 佐藤絵美里 岩持芳宏 (woodwinds)
東かおる (voice)
金子友宣 (guitar)
牧 知恵子 (piano)
米澤毅風 (bass)
永山洋輔 (drums)
photo by T.N.
これまで沢山のコンテンポラリーを演奏するバンドでボイスとしても歌ってきましたが、今回ほどのチャレンジングな楽曲に出会ったのは久々だったかも。
短期間でコンサートまでに沢山個人練習をし、1週間で作曲家とメンバーでリハーサルを重ね、本番に臨みました。
その間、ママの私は家事全般を放棄し(真剣勝負の音楽と家事の両立は正直マジで難しい💦)、頭のモードを切り替えて準備していました。
それを支えてくれた家族には感謝しています✨
まず、初リハーサルで楽器の多さに驚きました。
サックスセクションに、クラリネットとフルートが置かれ、トランペットセクションにはフリューゲルホルンも置かれ、1人のプレーヤーがいくつもの吹き替えを必要とするアレンジの元、それが出来るミュージシャンだけが来ているという事に感動を覚えました。
東京の森紀明さんの2曲を歌わせていただきました。語彙が見当たらないのですが、凄い!これまで聴いたことがない!の一言です。
そのうちの1曲が私にとってはかなり現代音楽に近い感じで、読譜の段階で私は正直にSOSを出しました( ̄▽ ̄;)
これまでの経験と知識では太刀打ちできない( ̄▽ ̄;)
「私、難しくて歌えそうにありません。」と。
そこから直接メールでご本人とやり取りをさせていただきまして、森さんにはご丁寧に対応していただき感謝しております。
そして「東京公演のボイスは一体誰?」と思い、直接連絡を取らせてもらい、現代コーラスにも精通されているジャズヴォーカリストの土屋絢子さんにも、いろいろと読譜アドバイスもいただいたりと(感謝!)、公演前から既に”国内ジャズの2大拠点、東京と関西の交流を図る”という名目は、個人的に果たせておりました(笑)。
いや、私がジタバタしていただけなんですけどね😅
もうお一人の東京の佐藤恭子さんの曲では(激カッコいいです!指揮っぷりもカッコ良過ぎでした!)1曲ボイスで歌わせていただきましたが、この緊張感といったら!ぜひ動画で聴いていただきたい!
ゲネプロで東京からお二人の作曲家が指揮をされた時は、このワタクシ、生まれたての小鹿の様に足がプルプルしていましたよ!笑(何年プロで歌ってんねん!と突っ込み入れたくなりましたね。20年以上です、はい。。。)
なかなかこんな緊張感のある現場は久々だったので、本当に新鮮だったし、今回の企画でたくさん学ばせていただきました!
関西の作曲家は、いつもボイスで歌わせている枡田咲子さんの新曲2曲を。
いつも女性らしさが感じれて、素敵です!
ちなみに、枡田さんとは同じ神戸100 ban hallで2022年3月26日(土)にコンサートをします。
次は枡田さん、ピアノを弾かれます♫ お楽しみに❣️
そして関西のもうお一人の作曲家、李 祥太さんの曲だけ参加はしていませんが、直前まで曲を練られて(ご本人がMCでも言われていました)素晴らしい組曲でコンサート終了となりました!
李さんのホスピタリティーある今回の全対応、本当に感激でした!ありがとうございました!
短期間集中で取り組んだプロジェクトが終わり翌日まで、もぬけの殻と化した私でした。
2日後の今日、ようやくレポートが書けました。
あー、このプロミュージシャン達との強化合宿が終わった感が否めません。
なんかちょっと寂しいのと、清々しい感じがあります。
作曲家の森さん・佐藤さん・李さん・枡田さん、企画から本当にお疲れ様でした!
ミュージシャンの皆さん、お疲れ様でした!
お越しいただいた方・配信・アーカイブをご覧になった方、ありがとうございました!
アーカイブ視聴 お申し込み
⚠️神戸のアーカイブは12月22日まで視聴可能だそうですので、この機会にぜひご覧ください!
映像も音声もとっても綺麗に、臨場感たっぷりでご覧いただけますよ!
↓
12/12 東京公演のお知らせ
明日12日は東京・赤坂Bbでのコンサートがあります。
ぜひこの素晴らしい音楽をライブで、アーカイブ配信でご覧ください!
またこのようなスペシャルな機会がありますように!
東かおる