2021年8月8日 Zingライブレポート
メンバー
東かおる vocal
山本昌広 sax
柳原由佳 piano
甲斐正樹 bass
清水勇博 drum
終わりました!なに、この人達!凄いんだけど!
私はそれぞれとは共演はあるものの、初顔合わせの5人によるライブを神戸・甲南山手のZINGで行いました。
コロナの影響でドイツから一時帰国のベーシスト甲斐くんに気軽に声を掛けたら、
「清水くんどうですか?」
「柳原さんこの日空いているそうです!」
「山本くんどうですか?」
と連絡してもらい、全員からすんなりOKをもらい、あれよあれよと開催間近に決定したライブ。
「清水くんどうですか?」
「柳原さんこの日空いているそうです!」
「山本くんどうですか?」
と連絡してもらい、全員からすんなりOKをもらい、あれよあれよと開催間近に決定したライブ。
こういうことって、なかなか無いのですよ。
ライブをしたくても、メンバーの調整や会場の調整などでブッキングが上手くいかずライブ自体を断念することもたまにある中、こんなスムーズな流れは滅多にないほど。
ブッキングの段階から良い流れを感じていましたね〜。
会場のある神戸市は「まん防」につき、20時閉店が決定。
演奏時間を早め、長めの1ステージですることに。
それにより、ゆっくりとリハーサル時間が確保できないことになり、ライブ前の1週間は的確かつスムースなリハーサルが行える様、譜面を再作成。
悩んでいる暇がないので、私のチョイスで選曲を。
ここが一番大変だった^_^;
だって、この顔ぶれです、なんでも出来ちゃう人達。
だからこそ、普通のことはしたくないし、まぁ普通にも絶対ならないだろうしw、選曲に関しては当日までグダグダ悩みに悩みました。
制限がないということは、一番選曲に悩みことになるんですよね。
なので、プレッシャーは尋常じゃなかったです( ̄▽ ̄;)
リハーサルを終えると、続々とお客さんがご来店。
ステージが始まる前には、店内は満席に!
私のドキドキに対して、お客さんのワクワク期待感をビシバシ感じ、1曲目がスタート。
そこから最後まで会場にいるみんなで一緒に駆け抜けました!
あぁ、この幸福感を言葉にすると陳腐になるので、あえて書きたくない感じです(笑)。
ただ言えることは、それぞれに信頼がある上で成り立っている音楽だったということ。
これまで◾️の形だと決め付けていたものは、これらのメンバーで●にも▲にも、そして無形にもなれるということ。
音楽理論や正しい譜面や、そういったものは、単なる定義にしか過ぎないということ。
自分達でいかほどにでも新しいものを己を持って化学反応で変えていくことができるということ。
同じピクチャーを見て、それぞれが必要な音を出す。
そして最終的に、毎分毎秒で音やマインドがポジティブだということ。
それはきっと、同じ場所・同じ環境にいる人達では成り得ないエネルギーだったのではないか?と
ライブから2日が経ってようやく、あの晩のことを振り返ることができました。
たくさんの方から、再演を切望しているという嬉しいお言葉や、メンバーの1人がまた日本を離れるかもしれないので、私達が確実に日本にいるうちに再ブッキングしたいのですが、あの夢の様な余韻があまりにも心地良くて、もうしばらくはその余韻に浸っていたい思いがあるのも正直なところです。
ブッキングからライブ終了後まで、全てが準備された様に完璧で、一つもストレスが無くて、気持ち良いだなんて、こんなの、なかなか珍しいです。
またしばらく頑張っていけます!!
この様なご時世ではありますが、この日の為に遠方からもお越しの方々、また「何か面白そう」と足を運んでくださった皆さん、本当に有り難うございました!
そして山本くん、柳原さん、甲斐くん、清水くん、ZINGの谷田さん、どうも有り難うございました!
とは言いつつも、それぞれのタイミングを見計って、再演してみたいと思っています♫
この日のリストを書いておきますね。
スタンダード以外はクレジットを書いておきます。
Set list
- Flow (Yuka Yanagihara)
- My Favorite Things
- What A Little Moonlight Can Do?
- 立待月と君を待つ(Masako Hamamura)
- September Song
- Aquelas Coisas Todas (Toninho Horta)
- Feel Like Making Love
- Minuano6/8 (Pat Metheny, Kurt Elling)
- Star In Green 緑の星 (Kaoru Azuma)
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