1週間前の12月19日、レギュラー出演している神戸SONEにてライブがありました。
100名以上の満席のお客様にお越しいただき、クリスマス&年の瀬ムードいっぱいの中、大御所ジャズミュージシャンとの演奏もとっても刺激的で楽しく歌わせていただいておりました。
3ステージ後、たくさんの方々から撮影をお願いされ、ステージ前で一緒に撮ることに。
その中で中国からお越しの女性2人に「英語発音がとっても綺麗で素敵でした。」と言っていただき、英語でしばらくお話しさせてもらいました。
彼女達から撮ってもらってプレゼントしてもらった、私の写真。チェキ?って言うんでしたっけ?
なんだか嬉しかったです。
お越しいただいたみなさん、どうも有難うございました!
実はこの日、歌い出す前にとんでもない知らせが入って来ました。
”夫が出演している大阪での音楽イベントのテントが強風で倒れ、聴きに来ていたアメリカから来日してすぐの義母が負傷し救急搬送された” と。
(ニュースの70代女性が、は義母のことです。)
この日は神戸も一瞬雨風がとても強く、ジャズクラブに入るまでに私はびしょ濡れに。
通行人の傘も強風で裏返りまくっていました。
娘も同行していたので、心配でパニックになりそうになりながらも、3ステージをしっかりと歌い切りました。
お店のあたたかい雰囲気と演奏に、その間は集中することができました。
帰路の電車内で夫と娘から連絡が。
”義母が外傷性のくも膜下出血と、鎖骨骨折。娘も負傷。”と。
真夜中に自宅へ帰り、そこから車で南大阪にある病院へ行くことに。
義母は即入院。
しかし日本語が一切できないアメリカの方なので、スタッフとの意思疎通ができない。
日本食が苦手な義母なので、特に病院食は一切食べられず弱る一方で、本人の強い希望と医師の判断で、早めの退院を。
家に帰ると、娘から見せられたのが、当日着用していた服。
いくつもの大きめの穴があり、体にも傷がいくつもありました。
娘も後に負傷者リスト入りすることになりました。
義母も娘も、転倒後は意識を少し失っていたそうです。
これが事故後の数日間の話。
間も無くして、関係者の方々が自宅へ謝罪をしに来られたり、必ず義母の検査通院には来られたりと、誠意をもって対応していただいております。
その間に、刑事さんとの事情聴取やお話もさせてもらいました。なんでも担当刑事さん、英語が流暢な若手女性刑事さん。
義母もとても安心して英語で心の内を話していました。
勿論、日々、夫と私が全て間に入り通訳をしています。
イベント主催者が役所の方で、その誠実な対応には、息子の演奏を聴きに行き、椅子に座っていただけで一瞬で重症患者となってしまった義母ではありますが、なんとか冷静に対話することができています。
これから国を跨いで、長い損害賠償プロセスが待っていると思うと、家族にとっても心が痛みやるせない気持ちでいっぱいですが、関係者の方々が確実にそちらも対応していただけるとのことで、少しだけ安心しています。
この大事故については、SNSでは書かないつもりでいましたが、ブログだけに書こうと思ったのは、この事故を教訓にし、音楽イベントのみならず野外でのイベントでの安全管理をもっとしっかりと徹底すべきだと思ったからです。
私自身も歌手で、野外イベントはたくさん経験してきておりますが、これまでは幸いにも事故なくこれていただけの話。
今回の事故を他人事とせず、2度とこのようなことが起こらぬ様、今後の安全管理に役立てていただきたいと強く思います。
事故原因については現在調査中だそうです。
これがこの1週間の出来事です。
私も夫も、いろいろな方に変更もしていただきながら、なんとか日々の業務や仕事と並行しながらやっておりますが、ここに来て、なんと娘が猛威を奮っているインフルに罹っていることは、あえて伏せないでおきます~_~;
(私は同居でも移らない自信はあるので、大丈夫です。感染予防は徹底しているので!)
この年の瀬、一体なんなんでしょう???
とにかく、踏ん張るしかありません。
私は30日に最後のステージがありますが、無事に完走したいし、絶対そうさせます!!!
という、意思表明のブログでした。